不動産登記

No.154 不動産の贈与②

    ~ 知らなくてもなんとかなるかもしれないけど、知ってたらきっと役立つ情報をお届けします ~

    第154号 平成30年4月 発行

     

    不動産の贈与② ~「贈与税の計算(暦年課税)」編

    A COLUMN ~記事~

    団子より花 ~花見の時期に想う 

     今年は桜の開花が例年より早いそうで、本通信が皆様の手元に届く頃には、葉桜になってしまっているかもしれませんね。日本人にとって、桜は特別な花です。春の訪れとともに、ぱっと咲いて、ぱっと散る。その美しさとともにある儚さが、わびさびを好む日本人の琴線に触れるのかもしれません。

    当事務所のある岡崎市にも有名な桜の名所があります。「桜の名所100選」にも選ばれている「岡崎公園」です。たしかに、多くの桜の花が一斉に咲き乱れ、岡崎城や菅生川をピンクに彩る様は、非常に華やかで、美しいと当職も思います。多くの屋台が出て、多くの花見客が集う賑やかさも、春の訪れを感じさせます。でも、ひねくれ者の当職は、皆が集まるメジャーな名所はあまり好きではありません。そんなに人が集まらないけれど、きれいな桜が見られる場所はいくらでもあります。花見客のほとんどいない公園で、桜の木を独り占めする。そんな贅沢が当職は好きです。

    司法書士にとって、3月は最も忙しい時期です。当職も愛知県全域を走り回っていますが、その忙しいさなか、ほとんど花見客のいない桜並木を見つけた時は、つい嬉しくなってしまいます。さぼっている暇はないのですが、先日もちょっとだけ車を降りて花見を楽しんでしまいました。屋台もお酒もないけれど、桜自体を愛でるには、これが一番です。

    「花より団子」といいますが、桜そのものを楽しむのが花見の本質だと当職は思います。花見に限らず、本質を見失ってしまわないよう、日々過ごしていきたいものです。(たまには団子が恋しくなるときもありますが…)
     

    ながしま事務所通信

    TOP