商業登記

No.196 会社の解散・清算

    ~ 知らなくてもなんとかなるかもしれないけど、知ってたらきっと役立つ情報をお届けします ~ 

                                     第196号 令和3年11月 発行

     会社の解散・清算

    A COLUMN ~記事~

    司法書士試験の合格発表 ~20年二昔

     つい先日、本年度の司法書士試験の合格発表がありました。合格された皆様、本当におめでとうございます。近年、受験者数の減少により、若干難易度が下がっていると言われている司法書士試験ですが、最難関の国家試験の一つには間違いありません。また、実務と試験内容が他の国家試験と比べて非常に近く、試験に受かれば、数年の実務経験があれば独立開業ができる資格だといわれています。

     ただ、会社情勢の変化、AI等の進歩により、開業したからとすぐにたくさん仕事が舞い込み、食べていけるようになるとは言いがたくなってきているのかもしれません。結果司法書士試験に合格しても開業せず、事務所に勤務し続けたり、知識を生かして一般企業へ就職する司法書士も増えているようです。勤務司法書士でも、その頑張り次第で、開業するのと同様の収入を得られたり、開業するよりも多岐にわたって活躍する司法書士も今後は増えてくるのでしょうね。

     当職が司法書士試験に合格したのは平成13年、ちょうど20年前になります。合格後すぐに司法書士事務所に就職し、3年半を時経て独立開業しました。10年一昔前とはよく言ったもので、20年前つまり二昔とは司法書士を取り巻く状況も大きく変化しました。司法書士に簡裁の訴訟代理権が与えられ、不動産の権利書の制度が変わったり、登記のオンライン申請が当たり前になったり…。かつて、書類を代わりに作ってくれる人「代書屋」だった司法書士が「法律家」として変化・認知されてきた20年のようにも思います。

     振り返ってみると、長いようでも短いようでもありますが、今も昔も変わらないなぁと思うのは、司法書士が「客商売」であるということ。結局のところ常に「お客様のために」という姿勢でない司法書士は淘汰されていく運命にあるのかもしれません。

     合格者の皆さん、「お客様のために」頑張ってください。それが皆さんの将来に、司法書士の将来に繋がります。また、もしよろしかったら「お客様のための」実務を学べ、開業を目指すにしても、勤務を続けるにしても司法書士のスキルアップが目指せる当事務所で一緒に働いてみませんか?

     求人広告のようですみませんm(__)m

    EXPLANATION ~解説~

    会社の解散・清算

     

    1.解散児事由

    2.解散から清算結了までの流れ

     

     

     

     

     

     

     

    ※ ご不明な点、詳細はお気軽にお問い合わせください。(税理士さんの紹介も致します)

    ながしま事務所通信

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